肌荒れとは
代表的な症状3つ
赤み・かぶれ・発疹
赤み・かぶれ・発疹の原因はホルモンバランスの乱れや皮脂の分泌異常、栄養不足など人によって異なっています。症状が進行すると皮膚炎や敏感肌へつながるため注意が必要です。
乾燥やかゆみ
乾燥やかゆみは比較的広い箇所に出る症状の一つで、肌の表面へできた細かいぶつぶつを掻くと悪化につながるため手で触れないようにしましょう。
またこれらの症状は、花粉や大気汚染などが原因で発症する方が増えています。もしくは特定の物質に敏感に反応することにより発症したか、皮膚の酸化が原因でかぶれてしまったパターンも考えられます。
くすみ・毛穴の開き
肌の乾燥や食生活の偏り、紫外線などさまざまな原因が考えられますが、間違った洗顔もくすみや毛穴の開きの原因となります。毛穴に老廃物や古い角質が詰まっていると肌荒れを起こしてしまい、くすみやざらつきが発生してしまいます。
角質が詰まったままだと毛穴が開いた状態になるため、肌状態が悪化してしまい他の症状を併発してしまうという悪循環に陥ります。
ほかにもニキビや吹き出物、皮膚炎なども肌荒れの症状の一部です。まず、初期症状である「肌のかさつきや毛穴の開き」を感じ始めたら放置せず、使っているコスメや生活習慣を見直してみましょう。また服薬中の方は服薬のタイミングと肌荒れが生じたタイミングを確認して、関連がないかを医師に相談しましょう。
角質が詰まったままだと毛穴が開いた状態になるため、肌状態が悪化してしまい他の症状を併発してしまうという悪循環に陥ります。
ほかにもニキビや吹き出物、皮膚炎なども肌荒れの症状の一部です。まず、初期症状である「肌のかさつきや毛穴の開き」を感じ始めたら放置せず、使っているコスメや生活習慣を見直してみましょう。また服薬中の方は服薬のタイミングと肌荒れが生じたタイミングを確認して、関連がないかを医師に相談しましょう。
肌荒れの原因はさまざま
栄養バランスの偏り
肌荒れの主な原因の一つとしてビタミンB群の不足が考えられます。なぜならビタミンB群には、粘膜や皮膚を健康に保ち、肌荒れや口内炎の予防をおこなってくれる働きがあるからです。ビタミンB群が不足すると肌細胞の主成分であるタンパク質や糖質の代謝をサポートできなくなり、肌荒れしやすい状態に陥ります。
生活習慣の偏り
睡眠不足や不規則な生活を続けていると肌の細胞を生まれ変わらせるサイクル(ターンオーバー)が乱れ、肌荒れやニキビが起こりやすくなります。さらにターンオーバーが乱れると肌の老化を促すことにつながります。
ストレス
ストレスの蓄積は目に見えないため見落としやすいですが、ストレスが蓄積すると体内に活性酸素が発生します。活性酸素は免疫力を低下させる働きがあるので、皮膚が健やかな状態を保てなくなります。適度にスポーツを行ったり休みを取ったりなどで、発散を心がけましょう。
ホルモンバランスの乱れ
女性はとくに生理前などはホルモンのバランスが乱れるため、ニキビや肌荒れが起こりやすいです。ほかにも喫煙や無理なダイエットなどによりホルモンバランスへ悪影響が起こることも多いため、生活習慣に気を付ける必要があります。
紫外線
光老化という言葉があるほど、紫外線には遺伝子レベルで肌荒れやダメージを加速させるパワーがあります。肌は紫外線を浴びるとコラーゲンや遺伝子が破壊されてしまい、皮膚が炎症状態に陥ります。本来はダメージ修復の機能がありますが、それは加齢とともに低下するため油断は禁物です。たとえ室内でもガラス越しに紫外線は入り込みますので、気になる方は室内にいるときも日焼け止めやUV効果のあるフェイスパウダーなどを使うとよいでしょう。
花粉や大気汚染
季節の変わり目に舞う花粉や大気汚染などに反応することにより、肌が荒れる方は珍しくありません。なぜかというと体内に侵入した花粉や大気汚染物質が異物だと判断されたことにより、免疫機能が過剰にはたらきを見せることがあるからです。とくに空気が乾燥している時期は、異物の侵入を防ぐバリア機能が低下してしまうため肌が荒れやすい状態です。乾燥肌体質の方はこまめな保水・保湿を心がけましょう。
皮膚の組織を調べて病名を探る
肌荒れは患部の状態や原因により病名が異なります。たとえばひとくちに「カサカサした湿疹」といっても、頭皮や鼻などの皮脂が多い部位にできる場合は脂漏、乾燥した肌がひびわれたような見た目になっている場合は皮脂欠乏症湿疹と診断結果は変わります。
そして患部の状態を確認できたら、原因を特定いたします。おむつかぶれや汗疹のように排泄物や汗によってかぶれたのか、アレルギー性のものなのか、薬の副作用による薬疹なのかなど、患者さまの皮膚組織をくわしくお調べします。
このように谷皮フ科では患者さまの皮膚の状態と原因を見極めることで、症状に応じて適切な治療を提案させていただきます。
また当院では必要に応じてステロイド剤を処方いたします。ステロイドというと「皮膚を溶かす」というイメージで苦手に感じる方も多くいらっしゃいますが、塗布する部位や量が適切であれば、効率よく治療をおこなうことができますのでご安心ください。
肌荒れの症状について詳しく知る
肌荒れの症状と原因についてくわしく理解することで、適切な方法で改善をおこなうことが可能です。当院では患者さまの現状とこれからの治療方法について丁寧に説明を行います。自身の症状がどのような種類の肌荒れで、どのようなケアが大切なのかを理解していただくことで、医院での治療を受けるだけでなく適切なセルフケアができるようになります。
谷皮フ科では早期の改善を叶えるために全力でサポートいたします。肌のお悩みがある方はいつでもご相談ください。